コメントありがとうございます。参考にして、少し実験をしてみました。
aji 様>
WakoのCBBで成功した人はいないんですね。ラボに余裕があれば色々なCBBを試すということも出来るんですが、他の要因が排除できなければ厳しいかもしれません。高純度のものは、Serva社などのものということでしょうか。
相変わらずWakoのCBBで試しており、Nature Protocolsの条件ではうまくいかないものの、後述するTris/Glycine NativePAGE(0.002% CBB G250)では多少うまくいくようになりました。
おお 様>
Tris/ Glycine Native PAGEに、Cathodeだけ0.02 % のCBBを入れて泳動したら、BSAに関しては濃い一量体と、薄い二量体のバンドが検出されました。
<現在の条件>
Atsuhiko Ishidaら(Analytical Biochemistry, 2013)の論文で、10 mM Tris/ 77 mM Glycine, 0.002% CBB-G250 (Wako)、均一ゲル 15 %でワークさせているのを発見しました。その条件では、コントロールとしているBSAはうまく泳動されるようになりました。この論文は万年筆用のinkをCBBの代わりに使うという面白い論文です。
しかし、目的のタンパクのレーンだけはバンドが検出されません。やはり、コントロールのBSAがうまく泳動されたとはいえ、目的のタンパクに合う条件を探す必要があるのでしょうか。pIが11付近であることもうまくいかない原因かもしれないと考えています。 |
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