市販の抗体もいろいろだからね。BSAとかのキャリア蛋白質いれてるのとそうでないやつとか、抗体の精製度(抗原でaffinity-purifiedしてるものか、IgG画分までか、とか抗血清のままかとか。高度に精製されててきょう雑物が少ないと長期的には不安定かもね。それなりに不純なほうがタフだったりする)とか、抗体濃度(濃度薄ければ、器壁に吸着してLossが起きたり不安定とかかも)でかなりちがうかも。タフな抗体だと4C保存の2年ものでも今も余裕で使えてるし、真夏に一晩中室温放置したときも特にダメージなしのものもある。一方、最初はかなりいい感じだったけど数ヶ月後〜半年後には完全終了した抗体もそれなりの数ある。なお抗体の失活はあるときを境に急激に来る事が多い気がする。残念だけど抗体は一度調子悪くなったら、実験条件を変えたりしても根本的な解決はできないので、早いこと買い直した方がいいとおもう。購入に際しては、抗体はモニーターとかキャンペーンとかがよくあるから、そういうのををうまく利用すればいいとおもう。 |
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