わたしもミニトランスブロットを使っています。
転写時間は、時間削減のためが一番の理由で、基本的には1.5時間、100Vです(私のゲル厚が1.5mmなので少し長めにしている)。この条件で、いろいろなタンパク質をブロットしていますが、特に問題ありません。タンクさんの提示された、1時間100Vは概して悪くない条件だと思います(バッファーにSDSを入れるとか、メタノール濃度をどうするとかでより最適化はできると思いますが、経験的には基本的に問題なし)
もちろん、低電圧でO/Nでも同様の結果が得られると思います。
私個人としては、両者に大きな違いは感じません。なので、短時間を選んでいます。
100Vでやるときには、転写バッファーはあらかじめ冷やしておいて、転写時にはタンクに添付のアイスバッグを入れて、室温でやっています。スターラーで攪拌しながら。O/Nでやるときには低温室で。もちろん、常に低温室でも良いわけですが。
より重要なこと(学生に失敗させないために)は、転写後にきちんとパンスー染色などで、均一な転写を確認させることです。(必要なら、ゲルも染めさせて、必要なMWの範囲がきちんと抜けていることも)
>また、連続バッファーと不連続バッファーの2通りがあるのですが、
どちらがよいのでしょうか?
タンク式に、不連続バッファーってありますか??
>ちなみに、みようとしているproteinのサイズは、100~180bpです。
kDaの間違いでしょうか? なら良いですが、
180/3 x 110 Da =6.6 kDaではないですよね? これだと小さすぎるので。 |
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