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組織特異的なカルシウムキレート トピック削除
No.3105-TOPIC - 2014/06/05 (木) 22:32:16 - 九院
はじめまして。

カルシウムが様々なシグナル伝達に機能しているのはご存知の通りと思いますが、
組織特異的にカルシウムをキレートすることで、そのシグナル伝達を阻害することは可能なのでしょうか?
培養細胞ではなく、個体レベルで、組織特異的な阻害を考えています。

例えば、カルモジュリンなどのカルシウム結合タンパク質を過剰発現することで、
本来カルシウムと結合し、機能するタンパク質と拮抗的にカルシウムを取り合うので、
結果として、阻害できるのではないかと考えているのですが。

当方、植物を用いて研究をしていますが、動物の知見でもかまいません。
コメントいただければ幸いです。
 
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(無題) 削除/引用
No.3105-7 - 2014/06/07 (土) 00:15:05 - おお
ただ細胞内のカルシウムイオンの数をカバーできるほどの蛋白が発現できるかだけは計算して見るべきかもしれません。小さなドメインでいけるならタンデムリピートで数を稼げるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.3105-6 - 2014/06/06 (金) 23:40:54 - おお
面白いアプローチではあると思いますので、文献を調べて同様のことをやっていないなら、まずは培養細胞レベルでworkするかデーターを集めて見るのもいいかもしれません。親和性については1/5なら50倍過剰に発現したほうがいいかなという感覚です。

(無題) 削除/引用
No.3105-5 - 2014/06/06 (金) 23:17:24 - 九院
monさん

コメントありがとうございます。

恥ずかしながら、Caged Calciumははじめて知りました。
調べてみたところ、Caged Calciumは光刺激に応答してカルシウムイオンを放出する様なので、今回の目的には使えなさそうです。
Diazo-2という化合物があるようで、これはCaged Calciumとは逆に光刺激に応答してカルシウムをキレートするようです。
これは使えるかもしれ無いのですが、問題はどうやって細胞にインジェクションするかです。
実験系がインジェクションが難しい系なので、
化合物を使うのではなくカルシウム結合タンパク質を用いた系をと考えていました。
今回想定している実験系で使えるかどうかは要検討ですが、
面白そうな系なので何かのときに使えると言いなと思います。

(無題) 削除/引用
No.3105-4 - 2014/06/06 (金) 23:06:00 - 九院
おおさん

コメントありがとうございます。

言葉が足りていませんでしたが、組織特異的プロモーターを用いて過剰発現させることを想定しています。
適当な誘導プロモーターが使えるかもしれないとは考えています。

カルモジュリンはあくまで一例ですが、
適当な(カルシウムへの結合親和性の高い?)タンパク質のカルシウム結合モティーフ(EF handなど)のみを発現させることで、
過剰発現によるカルシウム結合以外の生理作用を軽減できるのではないかと考えています。

カルシウムとの結合親和性の強弱は、確かに考慮する必要があるかもしれません。
ただ、残念ながら実験的に結合定数を求めているものを知りませんので、
やってみないことには何とも言えなさそうです。
その一方で、発現量が多ければ、極端に結合親和性が低くない限りは
平衡が傾く?ように阻害できるのではないかとも思います。

(無題) 削除/引用
No.3105-3 - 2014/06/06 (金) 06:02:15 - mon
Caged Calcium は使えないかな??

(無題) 削除/引用
No.3105-2 - 2014/06/06 (金) 01:15:50 - おお
>[Re:1] 九院さんは書きました :

> 例えば、カルモジュリンなどのカルシウム結合タンパク質を過剰発現することで、
> 本来カルシウムと結合し、機能するタンパク質と拮抗的にカルシウムを取り合うので、
> 結果として、阻害できるのではないかと考えているのですが。

でもそれに組織特異性が期待できますでしょうか。組織特異的な発現プロモーターに載っけるということでしょうか。あとはデリバリーシステムをつかうということかな。


カルモジュリンを過剰発現したとしてカルモジュリンの生理的作用がむしできるかというのも気になりますね。生理的作用を無視できるようなばあいならあり得るアプローチかもしれませんね。まんまるで保存されてないCa結合蛋白をさがしてCa結合部いだけを使うとかいうのもあり得るのかもしれません。結合能力の違いで奪い合いに負ける可能性も考えておいた方がいいかとおもいます

組織特異的なカルシウムキレート 削除/引用
No.3105-1 - 2014/06/05 (木) 22:32:16 - 九院
はじめまして。

カルシウムが様々なシグナル伝達に機能しているのはご存知の通りと思いますが、
組織特異的にカルシウムをキレートすることで、そのシグナル伝達を阻害することは可能なのでしょうか?
培養細胞ではなく、個体レベルで、組織特異的な阻害を考えています。

例えば、カルモジュリンなどのカルシウム結合タンパク質を過剰発現することで、
本来カルシウムと結合し、機能するタンパク質と拮抗的にカルシウムを取り合うので、
結果として、阻害できるのではないかと考えているのですが。

当方、植物を用いて研究をしていますが、動物の知見でもかまいません。
コメントいただければ幸いです。

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