Bio Technical フォーラム

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菌体の保存方法 トピック削除
No.3102-TOPIC - 2014/06/05 (木) 12:12:08 - コロタン
お世話になります。
これまで大学で主に大腸菌を使ってクローニング等を行っておりました。会社に入り、同様の実験を行うことになったのですが、設備が全くなく、今、菌体の保存方法で悩んでいるところです。大学では30%程度グリセロールが含まれた菌体懸濁液を液体窒素で凍結し、-80℃のディープフリーザーで保存しておりましたが、社内には液体窒素もディープフリーザーもなく(-20℃のフリーザーはあります)、なんとか新規に機器を購入しなくてもよい方法はないものかと思案しております。例えばグリセロール含有菌体懸濁液をそのまま-20℃のフリーザーで保存するという方法で菌体を保存することが可能かどうか、もし経験された方がいらっしゃいましたら、コメント頂けるとうれしいです。
特に全滅しなければいいと思っています。ただ、保存中に形質転換したり、プラスミドが脱落したりすると、後の実験に影響しますので、そのあたりが気になります。
 
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(無題) 削除/引用
No.3102-10 - 2014/06/05 (木) 23:11:39 - おお
あ、そうですね。脱落です。といいますか形質転換というところは読み飛ばしてました。。。脱落といっても抗生物質のはいった培地でふえても目的のプラスミドが入ってなかったり、発現系プラスミドでは発言しなかったり(発現がストック前に比べひじょうによわかったり)するということで、そう言う意味では脱落よりも形質が変わってしまっているような感じではあります。

(無題) 削除/引用
No.3102-9 - 2014/06/05 (木) 13:53:24 - あ
>おおさん
脱落の経験はありますが、適切コロニーを選択してます。
ただ、形質転換?される事なんてあるのですか?

(無題) 削除/引用
No.3102-8 - 2014/06/05 (木) 13:29:07 - おお
>>保存中に形質転換したり、プラスミドが脱落したりすると
>保存中に形質転換ってするんですか?経験がありません。
>プラスミド脱落は起こすときに選択圧かければ問題ないでしょう。

けいけんあります。周りで起こっているのも含めてけっこう起こってます。起こしたときシングルコロニーにして適切なものをえらべばべつですが。

(無題) 削除/引用
No.3102-7 - 2014/06/05 (木) 13:09:15 - あ
ここなんかは割りと安いです。
使ったこと無いのでどうかは分かりませんが。

http://www.kanoureiki.com/products/?ca=1

(無題) 解決済み 削除/引用
No.3102-6 - 2014/06/05 (木) 12:46:42 - コロタン
おおさん、ありがとうございます。
小さいものもあるんですね。
もう少し調べてみたいと思います。

御礼 解決済み 削除/引用
No.3102-5 - 2014/06/05 (木) 12:45:36 - コロタン
あさん、APさん、ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
非常にすっきりしました。

(無題) 削除/引用
No.3102-4 - 2014/06/05 (木) 12:45:13 - おお
>[Re:1] コロタンさんは書きました :

> 特に全滅しなければいいと思っています。ただ、保存中に形質転換したり、プラスミドが脱落したりすると、後の実験に影響しますので、そのあたりが気になります。


ー80度でも保存時間とともに起こしたときにプラスミドが落ちた菌体がおおくなってきます。なのでー80度でその問題が解決していると考えるのはちょっと違うと思います。たぶん液体窒素中でも一緒でしょう。

プラスミドから毎回transformationするといいんじゃないでしょうか。あ、でもコンピテントを作くって保存するのにー80度が必要か。

パーソナルuse向けの小さいやつも売っているようなので買ってもらったらどうですか?

(無題) 削除/引用
No.3102-3 - 2014/06/05 (木) 12:41:45 - あ
一応-20℃でも短期間なら保存可能です。
大腸菌なら1ヶ月程度は余裕でしょう。とりあえず保存しておくときは
よく−20℃で保存、株を長期保存する時はそのまま−80℃です(液体窒素は使わない)。

>保存中に形質転換したり、プラスミドが脱落したりすると
保存中に形質転換ってするんですか?経験がありません。
プラスミド脱落は起こすときに選択圧かければ問題ないでしょう。

(無題) 削除/引用
No.3102-2 - 2014/06/05 (木) 12:39:46 - AP
グリセロール濃度は流儀によって7.5%-50%くらいまでバリエーションが有るようですが、経験上、低めの方がもちがよいと思います。濃度が高いと取り出した時やフリーザーの温度上昇で融解しやすいということもあります。
私は、Molecular Cloningにしたがって15%にします。

また、Molecular Cloning 3rd ed.までは-70℃のフリーザー(ディープフリーザー)で保存せよとなっていましたが、最新の4th ed.では-20℃のフリーザーに変わっています。また、歴史的には-フリーザーは-20℃(氷と塩を混ぜてできる温度)でしたが、最近はこの温度域のフリーザーは-30℃である製品が多くなっています。したがって、この温度域のフリーザーで十分、グリセロールストックが保存できましょう。なお、Mol. Cloning 4th ed.では保冷性の容器や箱(発泡スチロール製など)に収めた上でフリーザーにいれよ、となっています。

菌体の保存方法 削除/引用
No.3102-1 - 2014/06/05 (木) 12:12:08 - コロタン
お世話になります。
これまで大学で主に大腸菌を使ってクローニング等を行っておりました。会社に入り、同様の実験を行うことになったのですが、設備が全くなく、今、菌体の保存方法で悩んでいるところです。大学では30%程度グリセロールが含まれた菌体懸濁液を液体窒素で凍結し、-80℃のディープフリーザーで保存しておりましたが、社内には液体窒素もディープフリーザーもなく(-20℃のフリーザーはあります)、なんとか新規に機器を購入しなくてもよい方法はないものかと思案しております。例えばグリセロール含有菌体懸濁液をそのまま-20℃のフリーザーで保存するという方法で菌体を保存することが可能かどうか、もし経験された方がいらっしゃいましたら、コメント頂けるとうれしいです。
特に全滅しなければいいと思っています。ただ、保存中に形質転換したり、プラスミドが脱落したりすると、後の実験に影響しますので、そのあたりが気になります。

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