大腸菌のgenotypeに関して、一点わからない点があります。
現在pCDM8のmammalian expression vectorを使ってプラスミドの構築を計画しています。
このpCDM8それ自身には選択用の薬剤抵抗性遺伝子は搭載されておりません。その代わり、SupF+であるため、P3 episomeを持つ大腸菌内(MC1061/P3やTOP10/P3など)で形質転換が起これば、それらはTet, Ampそれぞれに抵抗性を獲得します。
随分前にgenotypeも理解せず大腸菌を扱っていた時期があり、その当時pCDM8を特に何も考えずDH5αに形質転換していました。(この際、きちんと大腸菌は増え、正しいプラスミドも回収されました。)
今思えばDH5αはP3 negativeのはずなのですが、なぜAmpで選択がかかったのか不思議でなりません。これはどのようにして理解したら良いでしょうか?
DH5αにもP3のような薬剤抵抗性遺伝子にamber変異を持つようなものが入っているのでしょうか?
大変稚拙な質問で恐縮ですが、どうかご教示いただけますと幸いです。 |
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