まだ勉強中の初心者です。
疾患Aのマーカーに因子Xが使えないか?とのテーマを前任者から引き継ぎました。
control群と疾患A群で同一組織での因子XのmRNAの発現を解析しております。
検体組織を用いて、real time RT-PCR(total RNAを抽出して逆転写でcDNAを作成後、real-timePCR)を行い、それを比較Ct法で検討しておりましたが、前任者がすでに数例同じように実験をしており、N数を増やすため現在進行中のデータと合わせるよういわれました。
前任者のデータは、各検体のCt値、dtCt値、RQが書かれているのみでした。
生データも機械設定(?)がAutoになっており、thresholdがわかりません。 controlに前任者がサンプリングしたcDNAを置いて解析をAutoにすればと思いましたが、因子XのCt値が検¥出限界以下でした。
この原因としてcDNAが古く分解されたのだといわれました(18rRNAは検出可ででしたが、cDNAは-20℃保存で2年程前のものです)
せめてreal time PCRの機械にデータが残っていれば解析できないかと考えましたが、前任者が丁寧に完全削除済みです。
すでに八方ふさがりで教科書等読んでも解決策がよくわかりません。どなたかこの状況を解決する糸口をご教授いただけませんでしょうか? |
|