溶かすというのであれば尿素がまず浮かびますね。ただ尿素をくわえると、加熱処理をしない法がいいです。凍結乾燥にしてもスピードバックにしても乾燥するときバッファーの成分の一部が飛ぶとpHが極端に偏るので(たとえばTris-HClならHClが飛ぶとか)、またバッファーも高濃度に濃縮されるので、乾燥させると完全に飛ぶような炭酸アンモニウムなどを使うことがおおいです。
今回の目的はSDSPAGEのようなので、蛋白の変性とかあまり気にしないでいいので、よりマイルドな方法をとる必要はないと思いますので、分解の可能性がなければスピードバックでもいいかもしれませんが、解けにくいのはたしかですね。TCA沈殿でも解けにくいのは解けにくいです。 |
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