やり取りを見ていてゲノムなのか脂肪なのか別の問題なのか判断できないけど、膵臓から蛋白抽出していたので一言。
組織重量の8か10倍ボリュームの一般的なRIPAでソニケーションすればゲノムの粘着物は問題にならない。ちなみにゲノムなら色は透明だろう。液面というより液中にゼリー状の塊としてドロンと存在しがち。
脂肪組織のコンタミは膵臓を採取するときに注意しないといけない。膵臓と脂肪組織の色は若干異なるよね。
脂肪なら高速遠心しても液面に白い物として浮く。
蛋白分解は消化酵素が多すぎるから避けられないだろうけど、on iceで素早く処理し、蛋白定量してさっさとサンプルバッファーでボイルまで済ませるしかないかな。
凝ったことやろうと思うとウレアSDSでの抽出などあるな。まあ組織からのウェスタンに慣れている人ならRIPAか1%SDSでじゅうぶん検討できるはずだからあまりファクターを増やさない方が良い。
1%SDSの場合は冷やしすぎるとSDSが析出して鬱陶しいから室温とかでやらないと駄目かなあ。 |
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