標的タンパク質を大量精製したいような場合は不純物の影響など考えなくて良いのでしょうが、今回は培養細胞にターゲットを発現させて細胞機能をみたいと考えています。
ある標的タンパク質に関してバキュロ発現系を用いていくつかの細胞で細胞機能を測定したところ、ある細胞種由来のウイルス上清に含まれる不純物が結果に影響を及ぼしている可能性がでてきました(ここでは詳細は書けませんが)。
そのため、ウイルスを精製して再検討してみたいと考えています。
また、sf9細胞では十分な力価のウイルス液が調製できています。
他の細胞で高力価のウイルス液が得られずにいます。
何度かやりなおしていますが、毎回sf9より1オーダーほど低くなってしまいます。 |
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