2の方だと思います。
32Pは一ヶ月で2回の半減期を経ることになり、崩壊すると安定同位体の32Sになります。
標識プライマーは一ヶ月の間に放射活性が1/4になります。また、放射線による影響でプライマー自身の分解が起こります。
gamma-32P-ATPも一ヶ月の間に崩壊して、3/4がgamma-32S-ATPになるはずだと思いますが、gamma-32S-ATPはgamma-32P-ATPに比べると、はるかにT4 kinaseの基質になりにくいので(gamma-35S-ATPで標識することも出来るので、まったく基質にならないわけではないようですが)、未崩壊のgamma-32P-ATPが選択的に基質として使われることになると思います。 |
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