もし、当該論文の結論を導くための論理構成が少々脆弱だと感じているのであれば、その脆弱性を補強することになる追加実験のデータは、論文の信憑性を増強する上で重要な役割を果たすことになりますから、追記した方が良いということになるでしょう。
一方、追加実験の結果がabstractに記載されていてもいなくても、結論を導く論理に破綻がないのであれば、絶対に記載されていなければならないというわけではないと思います。
追加実験のデータがもともと強固だった論拠を”さらに補強する”という位置付けであり、既に文字数制限もギリギリ(で他の文を削るとabstract内の論理構成に飛躍が生じかねない)、ということであれば、あえてabstractに追記なさらなくてもよいのではないか、というのがわたしの見解です。ご参考まで。 |
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