目的が不明ですが、いくつか実際の実験上のトラブルが予想されますので、指摘しておきます。
> ヒトの1細胞をエッペンチューブに移し、溶解します。
SDSを使うと、動物細胞の場合topoII(だったかな?)結合部位で染色体DNAが断片化します。
それを防ぐためにはSarcosylを使う、という方法があります。
染色体DNAを無傷のまま扱うのは、非常に難しいことを忘れないでください。
(「パルスフィールド電気泳動」を行うための試料調製を調べれば良いでしょう)
また、シリコナイズした低吸着チューブをお薦めします。
> 例えば1本のチューブに1000粒のビーズをいれると46本の染色体DNAはそれぞれ別のビーズに結合すると考えていいのでしょうか?
染色体DNAの物理的長さとビーズ濃度によるでしょう。おそらく1本の染色体DNAが複数のビーズに結合して物理的な力で剪断されると思います。これは純粋に確率の問題かな?
> 1つのビーズに46本全て結合させたければチューブ内に1つしかビーズを入れてはならないという認識で宜しいでしょうか?
そうだと思います。ビーズの結合容量から推定してください。但し、無傷〜20kbpくらいのDNAだと溶出が困難であることも予想されます。 |
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