私はPCRの条件を変えるのを嫌って、余りますが25 uLでPCRします。
その後PCRプロダクト5 uLを用いて泳動を行います。
ExoSAP-ITでの処理は以下のように調製しています。(1個分)
水を1.5 uL
PCRに用いたx10バッファーを0.2 uL(最終濃度はPCRの時と同じに)(x5 bufferなら0.4 uL)
ExoSAP-ITを0.1 uL
上記を2 uLずつ分注
PCRプロダクトを5 uL
反応は37C,15分、80C,15分です。(マニュアル通り)
シーケンス反応は0.6 uLのBigDyeを用いて、10 uLの反応系で行っています。
サンプルは上記のExoSAP-ITで処理したものを1 uL
これで今までは問題なかったです。
もしシーケンスの反応でbigdyeをケチっているプロトコールなら、PCRプロダクトは希釈した方がきれいに読めるかもしれない。
個人的に感じているのは、PCRのサイクル数で読みたいDNAの量を調節するのはなかなか不安定なので、PCRではプラトーに達するように反応させ、ExoSAP-ITで処理する時にPCRプロダクトを希釈して調節しています。私はいつも10倍してからExoSAP-ITで処理しています。 |
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