Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

マウスCD3陽性T細胞の免疫染色の抗体について(IHC-p) トピック削除
No.2845-TOPIC - 2014/02/24 (月) 11:01:36 - IHC-p
みなさまこの度はお世話になります。
当方、マウス免疫染色の経験が十分にはなく、皆様のコメントをいただければと思い、本トピックを立てさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。

私の最終目的は腫瘍組織塊に浸潤したT cellおよび関連分子Aを共染色するというものです。
そのための抗体として、

biotin Armenian Hamster-anti-mouse CD3 antibody (clone: 145-2C11)
または、biotin Rat-anti-mouse CD3 antibody (clone: C363.29B)

を用い、T cellが豊富にいる脾臓および腸間膜リンパ節をポジティブコントロールとしています。
関連分子Aに関しては当研究室にKOマウスがあるため、染色像が関連分子Aによるものを示唆するデータを持っています。しかし、CD3eの染色が脾臓、およびリンパ節でも、一次抗体無しのものと大差なく、認められません。

データシートには上記2つのクローンはパラフィン切片にも使用可能とありました。
皆様にCD3の染色を行っておられる方いらっしゃいましたらコメントをいただけますと幸いです。

染色プロトコルは
1. 脱パラフィン
2. 水洗
3. デコペンにて境界を書く
4. 市販のブロッキング剤, 1 hr, 室温
5. 1次抗体 (10 ug/ml), 2 hrs, 室温 in 0.1 % BSA in TBS-T
6. wash with PBST x 5
7. 2次抗体 (10 ug/ml), 1 hrs, 室温 in TBS-T
8. wash with PBST x 3
7. 市販のDAPI溶液, 5 min, 室温
8. wash with milli水 x 3
9. mounting
10. 一晩遮光後、観察

です。antigen retrievalが必要でしたらその方法もご教授いただけますと幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.2845-3 - 2014/03/01 (土) 07:46:02 - IHC-p
alphaさん

コメントありがとうございます。
やはり、paraffinでは使用推奨されていないのですね。
大変参考になりました。

もし、まだこのトピックをご覧になられているのであれば、どのようなanti-mouse CD3クローンを使用していたか教えていただけませんでしょうか?

145-2C11が使えるといいのですが…

(無題) 削除/引用
No.2845-2 - 2014/02/25 (火) 13:19:50 - alpha
勝手なイメージですが、パラフィン切片でのCD3染色はあまり綺麗に見えないように思います。
もちろん、賦活化の条件を検討なされば、観察できるとは思いますが。

そのため、当方は凍結切片でCD3を観察しております。

パラフィンよりも容易に観察できます。

マウスCD3陽性T細胞の免疫染色の抗体について(IHC-p) 削除/引用
No.2845-1 - 2014/02/24 (月) 11:01:36 - IHC-p
みなさまこの度はお世話になります。
当方、マウス免疫染色の経験が十分にはなく、皆様のコメントをいただければと思い、本トピックを立てさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。

私の最終目的は腫瘍組織塊に浸潤したT cellおよび関連分子Aを共染色するというものです。
そのための抗体として、

biotin Armenian Hamster-anti-mouse CD3 antibody (clone: 145-2C11)
または、biotin Rat-anti-mouse CD3 antibody (clone: C363.29B)

を用い、T cellが豊富にいる脾臓および腸間膜リンパ節をポジティブコントロールとしています。
関連分子Aに関しては当研究室にKOマウスがあるため、染色像が関連分子Aによるものを示唆するデータを持っています。しかし、CD3eの染色が脾臓、およびリンパ節でも、一次抗体無しのものと大差なく、認められません。

データシートには上記2つのクローンはパラフィン切片にも使用可能とありました。
皆様にCD3の染色を行っておられる方いらっしゃいましたらコメントをいただけますと幸いです。

染色プロトコルは
1. 脱パラフィン
2. 水洗
3. デコペンにて境界を書く
4. 市販のブロッキング剤, 1 hr, 室温
5. 1次抗体 (10 ug/ml), 2 hrs, 室温 in 0.1 % BSA in TBS-T
6. wash with PBST x 5
7. 2次抗体 (10 ug/ml), 1 hrs, 室温 in TBS-T
8. wash with PBST x 3
7. 市販のDAPI溶液, 5 min, 室温
8. wash with milli水 x 3
9. mounting
10. 一晩遮光後、観察

です。antigen retrievalが必要でしたらその方法もご教授いただけますと幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。

3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。