ご回答いただきありがとうございます。
実験系としましては、簡単に活性測定のできないタンパク質のリフォールディング条件を1,8-ANSとの結合による蛍光から絞り込めないかを検討しております。
リフォールディング試薬には市販のもの(現在は販売中止)を使用しているのですが、この中にmethyl-beta-D-cyclodextrinが入っている条件があり、この条件のみ透析をしても除けず、1,8-ANSと結合してシグナルが出てしまいます。
(その他の条件にも1,8-ANSの蛍光に影響するものはありますが、それは透析でほぼ除けそうです。)
おそらくmethyl-beta-D-cyclodextrin自体は封入体調製時に添加するNDSBを包括する目的で入っているのではないかと考えています。
私の実験ではNDSBは使用しない方向なので、methyl-beta-D-cyclodextrinがどうしても除けない場合にはこれを含む条件は無視しようと考えていますが、もし簡単に除ける条件があるならばと投稿させていただきました。
教えていただいたゲルろ過カラムがよさそうなので、視野に入れて実験を進めたいと思います (アジ化ナトリウム入りなのが少しやっかいですが)。 |
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