いつも参考にさせて頂いております。
WBで臓器間のタンパク発現量を比較する際に用いる内在性コントロールについて質問させて下さい。
臓器特異的に発現していると思われるタンパク質の機能解析を大学院での研究テーマにしています。そのタンパク質はBioGPSというサイトで臓器特異的な発現プロファイルを示しており、実際マウスの各臓器から抽出したRNA(cDNA)を用いたRT-PCRでも同様の結果(内在性コントロールにはtaqmanの18sを使用)でした。市販の抗体がなく、抗体作製もなかなかうまくいかなかったため、mRNAの情報のみでもしょうがないと思っていたのですが、予期せずWBで標的タンパク質を良好にdetectできる抗体が作製できたので、タンパク質レベルでも臓器特異性を証明しようと試みました。しかし、各臓器から抽出したタンパク質を、タンパク量を(数字上)完全に揃えた上でWBしてみましたが、いくつか試した内在性コントロール(β-Actin、GAPDH、HSP90)のバンドが何れもバラバラでした。
標的タンパク質のバンドは臓器特異的に検出できているので、泳動したタンパク量が同じであることを示すことができれば、論文のfigureとして使用したいと考えております。
WBで臓器間のタンパク発現量を比較する際に用いる内在性コントロールについてか、同じタンパク量をapplyしたことを示す方法について知恵を貸して頂けますと幸いです。よろしくお願いします。 |
|