たびたびお世話になっています。
中枢神経細胞(VIVO/ラット成体脳)の細胞分画を試すことになりました。膜タンパク抽出キットで、それらしい結果は出たので、さらに細かい分画に移ろうとしています。
シナプス膜と、細胞内小器官(特に小胞体)、核内蛋白がターゲットです。ウエスタンで解析を試みる予定です。
お伺いしたいのは、各分画の基準タンパク(に対する抗体)です。
(タンパク定量・調整して、ウエスタンで比較すると、βアクチン、GAPDHでは、当然、かなりばらついています。)
シナプス膜には、psd95を用います。
あと、小器官、核(内蛋白)に、信頼性・特異度の高い抗体(とその会社)がありましたら、ご教授いただけると幸いです。
細胞分画の本を読みなさい、という、過去コメも読ませていただいたのですが、どの本を読むべきかわかりませんので、そのあたりの情報でもありがたいです。
当大学の中では、30年前にショ糖勾配でなさっていた先生が、プロトコルをコピーさせてくださいましたが、そのころは、電子顕微鏡で確認していたよ、とのことです。私は、電子顕微鏡も全く経験がなく、現在超遠心機はスイングローター付きのものが壊れていて、固定式しか使えません。界面活性剤と普通の遠心機を主に使い、細胞質から小器官を分離するところでのみ、超遠心160000gを2時間使う予定です。(メソドの参考文献は、2009年、NMDAを同様にvivoで研究したグループのものです) |
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