繰り返し出てこないからといって、略語をつけてはいけない、わけではないです。
フルスペルの単語よりも略語のほうがより一般的に用いられている場合には、たとえ一回しか本文中に出てこない場合でも「フルスペル+略語」で表記されることはあります。
ウイルスの感染効率を表す時も、multiplicity of infection(MOI)と表記することは多いです。
質問の、
extracellular signal-regulated kinase (ERK) 1/2
tumor necrosis factor-alpha (TNF-α)
についても、略語併用で問題はないと思います。
また、雑誌によっては略語一覧をHPに載せていて、
リストに載っている単語は
「extracellular signal-regulated kinase」などのフルスペルを記載せずに略語(ERK)を最初から使っていいこともあります。
投稿予定雑誌がシグナルやサイトカインをよく扱う雑誌なら、フルスペルなしで「ERK」、「TNF」で問題ないかもしれません。
その雑誌の最近の論文を見てみれば傾向がわかると思います。 |
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