いや、いろんな選択肢があります。一番多いケースは、どこかの大学か研究所のポスドクや特任教員の公募に応募して採用され、その後2~5年くらいの任期で働くパタンかなあとおもいます。任期や更新の可能性、待遇はそこの研究室の研究費の性質や規模に依存するので、給与面の差異は研究室間でかなり大きいと思います。ボスが人格的にまっとうな人で、かつあなたと良好な信頼関係が形成されれば、任期終了後のことも配慮してくれるとおもいますが、そうでないといろいろ(雇用関係があるので)ストレスフルになり、s事もしなくていい苦労をすることになるのでその辺はよく事前に十分に情報収集した方がいいです。また大学や研究明機関として研究機関研究員や特任助教/特任講師のような職名でポスドク枠を設けているところもあるようです。
職務上の自由度の高いこの時期を有効に利用して2~4年くらい海外の研究室に行くのもひとつの手です。(専任常勤職になると学生の指導や講義などありますので、動きが取りにくくなります。昔と違い、サバティカルリーブ(長期研究休職)を取るのもなかなか難しくなっているみたいですし。)自分で国内外の奨学金をgetして少なくとも生活費は自分で確保するのが一番よいです。この場合は給与は出ませんが、客員のサイエンティスト/共同研究者的な対等な感じで遇してくれると思います。残念ながらそうした金銭的サポートが取れない場合は、行った先のラボから給与をもらって働く事になります。雇用関係の中で研究することになるので、(あくまでボス次第ですが)研究の自由度や主体性にはやや制限がかかるかもしれません。 |
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