うーん。なぜ、、、
「これこれの実験をやったら、これが分かる。これは分からない。こういう疑問は残る」
ではなく
「これこれの実験の時、これをやるべき。これはやらなくてよい」
と考えてしまうのでしょう。
細胞数の補正は必要ならやるべきでしょうが、複数の処理において反応性がある処理を探すような実験であれば敢えてやらない場合も多いのでは?
特に処理前と処理後の比を取る場合で、細胞の密集度と処理前のシグナル強度が処理間でそれほど変わらないのであれば……。
あと少し考えが足りないと思ったのは、ライセートのタンパク質が上清の内部標準になるかと言われれば、ならなくはないけど弱いと感じます。
手技によってブレる可能性は常にあるのですから、例えばWBのシグナル強度が10%あがったので、ELISAの濃度をその分下げますか?
敢えて補正をかける必要がある、あるいは確認するのに最適な数値があるとすれば生細胞数(全細胞数-生細胞数)でしょう。
それでも、死細胞はIL-8の分泌量に影響を与えないのか、あるいは壊れた細胞から液中に流出されるタンパク質の測定への影響は考えなくていいのか、色々ありますが……。 |
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