APさんの疑問にはお答えできませんが、TX-114はミセルにせよそうでないにしろ、LPSと(おそらく疎水相互作用で)くっつくのだと思います。
TX-114は温度おあげると水になじまなくなるので、分離できるのですが、そのときLPSがTX-114のほうにいくので、LPSがぶんりできます。温度をあげる以外にも塩濃度をあげるといった方法でも分離できます。
またLPSだけじゃなく、膜蛋白もTX-114の方にいくので、膜蛋白回収にも使われることがあります。
不思議なのはSDSをつかってプラスミドをとるとき途中のかていでSDSは沈殿するのですが、そういうのではLPSは効率的に除けないようですね。でたーじぇんとの種類も重要なんでしょうね。
ちなみにTX-100は114のような使い方はしませんが、カラムに結合したプラスミドなどをTX-100入りバッファーであらうと、LPSは除けるようです。 |
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