thrombin処理は室温とありますが、精製は低温でしょうか。
>その結果、白色の沈殿ができ、
上清と沈殿をそれぞれSDS-Pageすると蛋白は殆ど沈殿の方にありました。
また、目分量でGSTは1割程度しか目的蛋白から外れていませんでした。
ということですので、thrombin処理される前に沈殿した可能性が高いようです。
沈殿したこととthrombinとは直接関係ないように思えます。
まずは、室温に一晩静置した点について、検証してみてはいかがでしょう。
もし、室温が原因であれば、低温でプロテアーゼ処理をしてみる。
低温では効率が下がりますが、その分、時間とお金をかけて(プロテアーゼ増やす)。
その上で"問題無く切断できた安定なサンプル"を再度GSTカラムに流せば、
トラップできるのではないかと思います。 |
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