> @transfection用のウイルスを細胞に感染させた後12-18時間くらいで、メディウムチェンジしますよね。これはウイルスを入れてそのままにしておくと細胞が死んでしまうためメディウムチェンジするんだよと教わりました。これはあまり長く置きすぎると、ウイルスゲノムが生存に重要な遺伝子のローカスに組み込まれてしまうリスクが高くなるからと勝手に解釈したのですが、みなさんはどうお考えですか?
細胞によって原因は異なるとは思いますが、基本的に感染効率のよい組換えウイルスを必要以上に感染させると、細胞内や細胞膜がウイルスだらけになってしまい、細胞に不都合なことがおこるからです。分裂が変になっちゃうとか。
> Aまた、transfection用ウイルスを感染させたとき、細胞からサイトカインやインターフェロンが出てきてそれらウイルスをやっつけてしまうようなことはないのでしょうか?もしかして、transfection効率の悪い細胞ってそういったところに原因があるのではと想像してみたのですが、間違っていますか?
感染効率の悪い細胞は、基本的にはウイルスの受容体が少ないとかかな。ウイルスの受容体を発現させてあげると、感染できます。レトロウイルスであれば、細胞の複製能とかも関係あるし。インターフェロンは感染した後の話なので、感染効率には関係ないでしょう。そもそもインターフェロンが直接ウイルスをやっつけるわけでもなく。 |
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