ミニプレ時の低収量の原因について質問があります。
先日、あるプラスミド(pUC ori)をDH5αで増やそうと思い
↓形質転換
↓寒天培地(Amp),24h
↓6つほどコロニーをピックアップ
↓液体培地(Amp),24h
↓ミニプレ(Q社キット)
という操作を行いました。
そして、吸光度計でDNA濃度を測定したところ、十分な収量が得られたのは6つの内2サンプルのみであり、残りはその10分の1程度でした。
ミニプレ前の液体培地中の菌濃度は全て同程度でした。
そこで御聞きしたいのですが、このような結果になった原因は何が考えられるのでしょうか。
個人的には、過去のトピック等から、寒天から液体に移す際プラスミドの脱落した菌体が多数含まれており、液体培地中で耐性菌によりAmpが分解されたため、プラスミドの脱落した菌体が増えてしまう結果になったのではと考えています。
ただ、ここで気になるのが液体培地に移した直後はAmpによる選択がかかっているはずであり、非耐性菌を持ち込んでいたとしても大多数が死滅してしまうのではないか?という点です。
Ampは殺菌的な効果がアルわけでは無いので、Ampが分解されるまでの間非耐性菌は息を潜めており、Ampが無くなるやいなや息を吹き返し増殖を始めるということなのでしょうか?
この点についても意見を頂きたいです。 |
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