なんかの刺激で細胞内のユビキチン修飾系が動いて、細胞内蛋白質のユビキチン化の亢進が起きたとき、それはwhole cell lysateのIBでも見えることはあるけど、そのときのユビキチン化細胞内蛋白質の中に調べてる特定の蛋白質も含まれるか、つまり着目する特定の蛋白質のユビキチン化が亢進しているかどうかは分からないとおもう。一番簡単な方法の6xHis-Ubをトランジエントで発現させて、濃いウレアあるいはグアニジン塩酸塩とかの変性剤含むバッファーで抽出してそれをニッケルビーズで部分精製したもの泳動して自分の調べたい蛋白質の抗体でWBすればいいんじゃね。高分子量化したその蛋白質がみえるよ。
あと還元でユビキチン化が消えたらUb修飾でも、それはいわゆるユビキチン化のイソペプチドボンドじゃなくて、システイン残基とかとのチオエステルボンドで結合してるUbの方だと判断出来るので、それはそれで意味あるとおもう。
たとえSDS lysis bufferとか最強系bufferで抽出するにしてもNEMとかIAA入れたほうがいいみたい。イソペプチダーゼ、あれ半端なく強い。気をつけないとばんばんUb外す。 |
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