遺伝子Aの産物も遺伝子Bの産物も膜タンパク質でari、それらを2Aを挟んで同時に発現させ、それぞれ膜に発現させるという事ですか?
それらの遺伝子産物もそうだと思いますが、膜タンパク質と呼ばれるものは、リボソームで翻訳されながら、シグナルペプチドに導かれてERの膜に貫通し、または内腔に入り、そこで修飾、プロセッシングを受けた後、小胞輸送系にのって運ばれ、膜融合によって細胞膜上に局在するものですよね。膜タンパク質が膜に対してどういうトポロジーをとるか(何回貫通するか、N-in/out、C-in/outなど)は、翻訳の段階で決まってしまいます。
なので、 A-2A-Bが細胞質で翻訳され、AとBに切り離された後にそれぞれが膜に局在するというイメージであれば、ありえないというしかないです。 |
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