いつも勉強させて頂いています。
以前のトピックスで、TALENヌクレアーゼで染色体が切れるphaseとして、分裂期には染色体はかなり凝縮していますので、切断される時期としてはG1, S, G2期の間期、とくに複製のために染色体が最もほどけるS期にヌクレアーゼは最も効率よく染色体を切断できるのでは、という推測がありました。
そこで少し疑問に思ったのですが、複製期に一過的なものも含めて染色体のどの部分もほどけるということは、普段ヘテロクロマチンによって遺伝子発現が抑制されているような領域も、ユークロマチン化されることで発現してしまうのではと考えてしまいました。
何らかの刺激に応じて、とか環境の急激な変化に応じてでないと発現しないような遺伝子も、染色体がほどかれると発現してしまうんじゃないかと思うのですが、実際はそうなっていないわけですよね。
どなたかこのような遺伝子発現制御のメカニズムについてお分かりになる方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。 |
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