>というのも、通常ですと、サイトカイン・ケモカインプライマーなどを利用してリアルタイムPCRを行う場合、cDNAを使用するからです。
この時の目的によってはgenomic DNAでも等価のことができるかもしれないが、、、
ストレートに考えると、cDNAでリアルタイムPCRというのは遺伝子の発現量をRNAのコピー数として計測する手法である。この目的でゲノムDNAを鋳型にしても全く意味が無いということは、わかるでしょう?
>ある実験で細胞のゲノムDNAを抽出し、18SrRNA領域に設定したプライマーでリアルタイムPCRを行いました。
rDNAは多コピー(真核生物なら数百のオーダー)がタンデムに並んでいて、このコピー数は個体差がある。検体のゲノムの中にrDNAが何コピーあるかを求める実験だとすれば、リアルタイムPCRを用いたという筋が通る。 |
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