原理的には、煮沸消毒ですし、オートクレーブが普及していない時代には煮沸が主流だったわけですから、その限界を心得ていらっしゃれば用いてもよいのではないですか?
現在ではオートクレーブを安価に購入できますので、「当たり前の事」とはいえないでしょうけど…。
ちなみに、オートクレーブによる高圧蒸気滅菌は、芽胞形成菌も殺菌できますけど、煮沸消毒では芽胞までは殺菌できませんので、オートクレーブが普及していない時代には、煮沸消毒を、1日毎に(芽胞から栄養型に戻るのを待って)数回繰り返す間歇法を用いていたようです。
ただ、「~」さんもご指摘のように、微生物を用いた実験の実験廃材は、基本的には実験後すみやかにオートクレーブ滅菌処理してから廃棄することになっていると思いますので、一台しかないオートクレーブが故障している間に実験を実施することについては適切だとは思えません。 |
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