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電子レンジでアンピシリン入りLB寒天培地 トピック削除
No.237-TOPIC - 2012/03/02 (金) 04:35:51 - 寒天
うちの施設には1階に1台しかオートクレーブがありません。しかも頻繁に壊れ、修理までの時間が1週間ほどかかります。

アンピシリン入りLB寒天培地を作ろうと思っていた矢先にまた壊れました。WebでLB寒天培地の作り方を検索してみたところ

http://www.tuat.ac.jp/~idenshi/Japanese%20Files/Seminar_Folder/rikakyoin_Folder/H20_Folder/Archives%20H20/H20Kensyu4,5_text.pdf

の32ページに

”オートクレーブの準備ができない場合、電子レンジで代替可能である。ガラス製三角フラスコに培
地を加え、電子レンジ中で十分に沸騰させる必要がある。十分という意味は、「ぐつぐつ」沸騰して
から数分間、沸騰を続けることである。”

私はやった事がないのですが、沸騰でLB寒天培地を滅菌するのは結構当たり前の事なのでしょうか?また皆様の中でLB寒天培地をこのような方法でかたはいらっしゃいますか?

よろしくお願いいたします。
 
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8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.237-8 - 2012/03/02 (金) 18:14:32 - mimi
電子レンジでLB寒天培地を作るのは、急いでいてプレートがない時に
やります。その場ですぐに使い切って、12-24時間の37℃インキュベート
程度でしたら、特に問題はありません。
ただし、カビや他の微生物が生えてくるので使用の有無に関わらずプレート
の長期保存はできません。目的のクローンがとれたら速やかにストックを
作製することをおすすめします。(もちろんプレートはオートクレーブなどで
滅菌して破棄してください)

(無題) 削除/引用
No.237-7 - 2012/03/02 (金) 14:41:43 - DMR
遺伝子組み換え実験施設で適用できるかどうかはわかりませんが、家庭用の圧力なべで代用する方法もあります。

当然、滅菌具合等はご自身で確認することになるとは思いますが。

御参考までに。

(無題) 削除/引用
No.237-6 - 2012/03/02 (金) 12:27:09 - 月詠
原理的には、煮沸消毒ですし、オートクレーブが普及していない時代には煮沸が主流だったわけですから、その限界を心得ていらっしゃれば用いてもよいのではないですか?
現在ではオートクレーブを安価に購入できますので、「当たり前の事」とはいえないでしょうけど…。

ちなみに、オートクレーブによる高圧蒸気滅菌は、芽胞形成菌も殺菌できますけど、煮沸消毒では芽胞までは殺菌できませんので、オートクレーブが普及していない時代には、煮沸消毒を、1日毎に(芽胞から栄養型に戻るのを待って)数回繰り返す間歇法を用いていたようです。


ただ、「~」さんもご指摘のように、微生物を用いた実験の実験廃材は、基本的には実験後すみやかにオートクレーブ滅菌処理してから廃棄することになっていると思いますので、一台しかないオートクレーブが故障している間に実験を実施することについては適切だとは思えません。

(無題) 削除/引用
No.237-5 - 2012/03/02 (金) 12:06:09 - 名無しゲノム
微生物検定用のインジケーター入りの培地にはオートクレーブ不可のものが
あったように思います。
培地も含めて試薬はわりと無菌的なので、フラスコを事前にアルコール等で
滅菌しておけばあまり問題無いようです。
それでもコンタミがゼロにはならないので、使用前に培養条件においてみて
生えてこないのを選んで使えばいいです。

(無題) 削除/引用
No.237-4 - 2012/03/02 (金) 09:26:30 - ~
抗生物質”入り”で生えてこなければ何とか使えるのでは…
よく混ぜて作って、プレート1~数枚を1~2日インキュベートして、菌が生えてこなければ、使い物になると判断してもいいのかもしれません。


ところで、アンピシリンを使うということは遺伝子組換え実験を行なっていて、オートクレーブが施設の1Fにだけあるということは、BSレベル1の実験のみ行なっているのですよね。

BSレベル1だとオートクレーブは不要なようですが、
http://www.who.int/csr/resources/publications/biosafety/Biosafety3_j.pdf
実際には内規で廃棄物にはオートクレーブ処理が必要と定めているところは多いのではないでしょうか。

1台しかないオートクレーブの故障中に、遺伝子組換え実験をすることができるかどうかは、遺伝子組換え実験安全委員会での手続きなり承認なりが必要な場合も多いかと思いますが。

(無題) 削除/引用
No.237-3 - 2012/03/02 (金) 09:25:36 - TS
「結構当たり前」ではないんでしょうが。

Harmoniaさんがおっしゃるようにnegative controlを明確にしておけば良いと思います。ご提案されている方法で、きちんと滅菌されているかどうかはわかりますね。

また、目的のクローンがとれれば良いわけですから、
作成したアンピシリンプレートにtransformationしていない大腸菌を播いて、それにほとんど生えてこなければ、それでもOKかなと。

(無題) 削除/引用
No.237-2 - 2012/03/02 (金) 08:40:46 - Harmonia
抗生物質無しのLBプレートを作り、雑菌が生えないなら、OKでいいんじゃない?

電子レンジでアンピシリン入りLB寒天培地 削除/引用
No.237-1 - 2012/03/02 (金) 04:35:51 - 寒天
うちの施設には1階に1台しかオートクレーブがありません。しかも頻繁に壊れ、修理までの時間が1週間ほどかかります。

アンピシリン入りLB寒天培地を作ろうと思っていた矢先にまた壊れました。WebでLB寒天培地の作り方を検索してみたところ

http://www.tuat.ac.jp/~idenshi/Japanese%20Files/Seminar_Folder/rikakyoin_Folder/H20_Folder/Archives%20H20/H20Kensyu4,5_text.pdf

の32ページに

”オートクレーブの準備ができない場合、電子レンジで代替可能である。ガラス製三角フラスコに培
地を加え、電子レンジ中で十分に沸騰させる必要がある。十分という意味は、「ぐつぐつ」沸騰して
から数分間、沸騰を続けることである。”

私はやった事がないのですが、沸騰でLB寒天培地を滅菌するのは結構当たり前の事なのでしょうか?また皆様の中でLB寒天培地をこのような方法でかたはいらっしゃいますか?

よろしくお願いいたします。

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