スクロース浸透に、スターラー回転は、イケると思います。経験があります。シェーカーで揺すってもイイのではないかと思います。
脳の軟膜等がひらひら脳の表面にまとわりついていませんか?
そういう構造が、スクロース浸透に時間を要する原因になっているように感じたことがあります。PFAは潅流固定で送り込んでいますけど、スクロースは表面からの拡散だけですから。私は、脳出しが上手?になってから、やけにスクロースに沈みにくくなって、できた切片の表面に軟膜等が残っているのに気がついて、その要素を考えています。
切片を作るのが超上手な人の場合は、スクロースがろくに浸透していない=浮いている標本でも、なかなか綺麗にスライスできてしまうようですが、私は、浮いている標本ではスライス時の砕けっぷりが激しくて、元のプロトコル(沈むまで2日待つ)に戻しました。 |
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