その光っている細胞が増殖しながら蛍光を維持している事を確認しましたか? もしEGFP(あるいはEGFP融合蛋白や共発現させている蛋白)の高発現が、細胞周期を止めるけど細胞死は誘導しないといった場合は、EGFPの蛍光は維持されると思われます。また、培養を継代せずコンフルエントの状態でおいた場合も、contact inhibitionがかかる細胞であれば、細胞周期が止まってEGFPの発現が維持されるように思います。
増殖している場合は、フローサイトなどでEGFPの蛍光の定量的評価を経時的に行えば、1週間経っても光っている細胞の蛍光レベルがどの程度なのか分かります。遺伝子導入2日後と比べて、同等あるいはそれ以上の蛍光を維持しているならば、非常に興味深い現象だと思いますが、もしある程度(例えば1 log)低下しているのであれば、光っていても希釈によって低下していると考えて良いと思います。既に皆様仰っているように単純に128分の1とはならないですし、1−2日で光らなくなるような事もありません。 |
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