現在poly A tail付きの4kb程度のmRNAのin vitro transcriptionを
行なっています。
一応目的のサイズにバンドが見られるのですが、それより小さいサイズにかけてスメア状のシグナルが見られ、完全長のmRNAが少ない印象です。
吸光度と泳動で濃度チェックした結果、完全長のmRNAはtotalの1/2程度です。
mMessage mMachine kit を使用で、長鎖mRNA合成で推奨されるGTP添加では、
特に違いは見られませんでした。
他にどのような改善点があるでしょうか?
反応温度を30,20,10℃でそれぞれ行なうという選択肢もあるのですが、
これで改善を経験された方いらっしゃいますか?なにせkitが高いので、いろいろな条件を
ふりまくるわけにはいかず、困っております。
ちなみにtemplateの純度は、260/280=1.9 260/230=1.7(カラム精製)です。
これも細かい数字まで気にしていたのですが、今までの結果を見る限り、
それほどクリティカルではないかなあ?という感じがしています。 |
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