厳密に言えば、単にグルタチオンと表記した場合は還元型を指します。
何が根拠かと聞かれると困りますが、たとえば日本薬局方でもMerck Indexでも、グルタチオン(glutathione)は還元型のものを指しています。
ただ、その組成表の作者が酸化型のつもりでグルタチオンと書いたのかについて詳しい人はいないでしょう。
細菌の培養用培地としては、どちらが入ったものもありますので、
その部分の情報だけではどちらを使うかは確定できません。
>こういった場合はどちらを用いればよいのでしょうか?
その組成表に書かれている培地と全く同じ培地を使う必要があるのでしょうか?
そうであれば、組成表の作成者に確認すればよいでしょう。
だれが作ったのか分からない培地の組成表を使うのはやめておいた方がいいでしょう。
その組成表の培地でなくても、他の培地で培養しても目的が達成できるのであれば、
他の組成がきちんと確定できる組成表がある培地で培養するのも解決方法の1つになります。 |
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