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酢酸を加えたエオジン トピック削除
No.2251-TOPIC - 2013/08/01 (木) 12:42:09 - 高村
HE染色を行っています。
その際、エオジンを粉から作製して調整しています。
フロキシンとエオジンを規定量まぜて、使用液とし、必要なだけドーゼにはかりとって、酢酸を加えて使用しているのが現場なのですが、昨日使用液から必要量出して、酢酸を加えると白濁しました。
キャロットジュースみたいな感じの色です。

原因は何なのでしょうか?

もともと作っているフロキシンと、エオジンを作り直して調整しても、最初は濁りませんが二週間くらいしたら、同じ現象が起きます。
ドーゼの洗浄不足なども考え、滅菌された容器で行っても同じです。

この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか??

同じ方法で何年もやっていますが、こんな現象は初めてで、今後の事も考えると、原因が知りたいと思っています。
 
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(無題) 削除/引用
No.2251-6 - 2016/10/17 (月) 15:36:41 - ito
同じ現象が起こった為、原因検証してみました。
特級ALを80%ALに希釈した液と、粉から作製したエオジンを規定量混ぜて使用液としています。そこに酢酸を加えて使用しています。

結果、80%ALの濃度が極端に薄い場合に白濁が起こりました。(キャロットジュースのような)
当施設の場合では、80%ALを作製する際に分量を逆にして作製し、20%ALにしていたのではないかという結果になりました。
つまり、エオジンと酢酸が反応して、酢酸エチル(水に不溶性)が生成され、白濁したのではないかということでした。

何かしらの理由で水分が多く混ざってしまったのではないかと思われます。
参考になればと思います。

(無題) 削除/引用
No.2251-5 - 2013/08/05 (月) 19:32:38 - AA
もともとエオジン液のpH調整用に酢酸を入れますが、
H+が過剰になるとカルボキシル基フリーな状態となってイオン化できなくなる、
と、「新・染色法のすべて」という本に書いてありました。
私も、フロキシンは入れてませんでしたが、エオジンY液で沈殿ができてたことがあります。
その時は上記記述から「pHがはじめから酸性に寄り過ぎてるんだろう」と解釈して、酢酸を入れずに使っていました。
普通に染まっていましたので特にその後は気にしていませんでした。
あるいは、元々の水のpHが変化してたりするのかなー、と漠然と思っていましたがどうなんでしょうね。

ちなみに同じ本では、経時変化で染色性が落ちた液には氷酢酸を加える、とありました。
大気中のCO2と色素分子中のNaO基、COONa基が反応して炭酸塩となるのを元に戻すそうです。

(無題) 削除/引用
No.2251-4 - 2013/08/05 (月) 09:49:23 - ~
プロトコルでは希釈された酢酸を使っていて、
実際に使ったのは氷酢酸、ということはありませんかね。

同じ方法を使い続けていると書かれていますので、
原因は最近変更になったものだと思いますが。

(無題) 削除/引用
No.2251-3 - 2013/08/02 (金) 23:41:55 - 高村
ありがとうございます。

本日、酢酸の量を考えて見ましたが、1滴目でアウトでした。
こんなことあるのでしょうか??

(無題) 削除/引用
No.2251-2 - 2013/08/01 (木) 15:07:25 - mbb
もしかして、いつもより酢酸を多めに入れたということはありませんか?
こちらにエオジンが過剰の酢酸で沈殿するとの記述がありました。
構造的にも酸性だと溶けにくいだろうと思います。
http://www.aichi-amt.or.jp/labo/patho/reco/20090117_04.pdf

酢酸を加えたエオジン 削除/引用
No.2251-1 - 2013/08/01 (木) 12:42:09 - 高村
HE染色を行っています。
その際、エオジンを粉から作製して調整しています。
フロキシンとエオジンを規定量まぜて、使用液とし、必要なだけドーゼにはかりとって、酢酸を加えて使用しているのが現場なのですが、昨日使用液から必要量出して、酢酸を加えると白濁しました。
キャロットジュースみたいな感じの色です。

原因は何なのでしょうか?

もともと作っているフロキシンと、エオジンを作り直して調整しても、最初は濁りませんが二週間くらいしたら、同じ現象が起きます。
ドーゼの洗浄不足なども考え、滅菌された容器で行っても同じです。

この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか??

同じ方法で何年もやっていますが、こんな現象は初めてで、今後の事も考えると、原因が知りたいと思っています。

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