いつもお世話になっております。
最近、神経科学をやっているラボに異動したのですが、一つ困ったことがあります。
「電気生理」のデータがあまり読めません。
基本的に自分の専門外についても重要な論文は読めるだけの裾野はあったと思っていたのですが、どうにも電気生理のデータだけ苦手なのです。
二次元に展開されたデータから生物学的な情報を拾うことができないのです。
これが、外のデータであれば実験手法から説明があるのである程度は理解できるのですが、電気生理のデータに関しては定型化された様式があってどこから手をつけていいのやら……です。
他の人に相談したらHilleの"Ion Channels of Excitable Membranes, Third Edition"が定番である、という事は聞けました。
ただ、2001年の本で1万円弱は若干高い気がします。
つまり、この分野において時間的な経緯がどれだけ重要かもわかっていないのです。
ただ、2001年であればパッチクランプ法が今ほどは一般的じゃなかったのでは?と素人ながら考えます。
一般的な神経生理学の本を読めばデータも読めるようになるのでしょうか?
今は神経解剖学を先だって勉強しており、これから神経生理学を勉強するつもりです。
今の所優先順位としては
コストパフォーマンス(厚い本でも2万円を超えていたら買わないです。薄い本で5,000円以内が理想的)>手軽さ(薄いけど基本を抑えている本であればそちらのほうが良いです)>新しさ(2000年代後半以降だったらいいのかな?と愚考しております)>できれば英語より日本語
という感じで考えています。 |
|