すみまさん。ちょっと気になったことがありました……
門外漢ですし、ご希望の回答とはちょっと違うでしょうから申し訳ないのですが。
ただ単に、手術が成功したか(手術によって差が出たか)確認したいだけならば有意差がでたラットを実験に使うのでOKという事になって、万事順調なのではないのでしょうか。文献的に記述されているなら尚結構なことです。何かご不審な点があるとすれば、例えば結果の差が思ったより小さい、あるいは、実験の評価に使いたいので繊細な結果を反映できるような系でないと使えないということでしょうか。
前者の(差が小さい)場合ですが、質問内容を見ますと、この系についての経験のある実験者がやっているというわけでは無さそうです。私ならば、ずばり手術があまりうまく出来ていない可能性を疑います。この手術が成功していることの確実性があるのかどうか、を、まず検証する必要があるかもしれません。
後者の実験系としての精度の問題ですが。市販品にしろ自作にしろ、本実験でデータを取るのであれば、自分たちの系がちゃんと動いていることを確認する予備実験は必要ですし、自作なら尚の事慎重に確認する必要があるのですから、市販品の寸法に近いボウルを適当に買って一回試してみるほうが早いんじゃないでしょうか。この場合、うまく行ったら同じロットの製品を2,3個予備に買った方が良いでしょう。
何にしろ、必要がない気のもみ方をするくらいであれば、この実験系に熟練した研究者と気軽に相談できる仲になったほうが楽なんじゃないかとは、思います。あと、特許のせいで広まらないというのはちょっとありえないと思います。特許は基本的に開示されるものなので。 |
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