Bio Technical フォーラム

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ELISA用の検体保存について トピック削除
No.2230-TOPIC - 2013/07/25 (木) 17:07:40 - toshitoshi
いつも先生方にはお世話になり有難うございます。

初心者です。マウスのリンパ球を培養しリンパ球をFACS解析し、
上清のサイトカインをELISAで測定する予定です。

ELISAに関しては複数回のものをまとめて解析する予定です。
どのように保存するのが適切でしょうか。

いつも、FACS-Buffer(PBS, sodium azide, BSA入り)で共洗いを行っていますので、FACS-Bufferで回収しspin downしたリンパ球をFACSに上清を4℃保存する予定ですが、問題ないでしょうか。
 
御指導をお願いします。
 
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有難うございました。 削除/引用
No.2230-8 - 2013/07/29 (月) 14:44:18 - toshitoshi
有難うございました。
勉強になりました。
また、よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.2230-7 - 2013/07/26 (金) 21:06:55 - ぽにょ
EIAなりRIAなりのアッセイを立ち上げるときには、おおざっぱには次の順番です。

(1)できるだけ濃度の高いスタンダードからできるだけ濃度の低いスタンダードまでと、濃度ゼロのスタンダードを測定して、カーブを描く(2倍ずつの希釈系列とか、5倍ずつの希釈系列とか、10倍ずつの希釈系列とかで段階希釈)。それで測定可能範囲をカバーする濃度スタンダードを選択する。

(2)入手できるもっとも予想濃度の高いサンプル、あるいは、複数のサンプルの混合物を2倍ずつの希釈系列とかでできるだけ多く調整して、そのアッセイ系で測定する。

(3)(1)で選んだ濃度スタンダードの範囲に入るか確認する。さらには、スタンダードカーブと、(2)の段階希釈の曲線が、パラレルかも確認する。それで、答えがわかる。

もし、以上の説明で判らなければ、ネット上のやりとりでは教えるのは難しいです。

(無題) 削除/引用
No.2230-6 - 2013/07/26 (金) 15:08:53 - ~
一度も測定せずに、測定範囲に入るかどうかを判断したいということでしょうか?

>予測される上清中の濃度が不明な場合は、ELISA製品のdetectable rangeに入るか否かは、一度やって探ってみるしかないのでしょうか。

文献情報である程度の濃度の範囲を予想できる場合はありますが、濃度が全く予測できないことが前提なのでしょうか。

濃度が不明であるのに、測定せずに測定範囲に入るかどうかを判断することができる人はいないでしょう。
一度適当な希釈系列を作って測定してみる以外の方法を思いつきません。

ただ、測定上限側であれば、20 g/Lを超えるタンパク質分泌系はまず見ません。
それでも測定範囲に収まるような幅の広い希釈系列を作ることにすれば、測定前に測定上限を超えないと判断してもいいかもしれません。


>やってみて濃いようであれば希釈して測定するものなのでしょうか。
測定して測定上限よりも濃いことが確認されれば、希釈して測定しますね。
外挿はやめた方がいいでしょう。

(無題) 削除/引用
No.2230-5 - 2013/07/26 (金) 14:31:02 - toshitoshi
両先生、有難うございます。

勘違いをしておりました。希釈する必要はありませんでした。
96well plateで培養しているので、そのまま遠心をかけて、
上清を回収し-80度で保存するかたちで行おうと思います。

疑問なのは、最初にこういったassayを組むときに、
予測される上清中の濃度が不明な場合は、ELISA製品のdetectable rangeに入るか否かは、一度やって探ってみるしかないのでしょうか。

やってみて濃いようであれば希釈して測定するものなのでしょうか。

すみませんが、よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.2230-4 - 2013/07/25 (木) 22:55:54 - おお
それともPBSで洗わないと細胞表面から取れてこないとか、、、

(無題) 削除/引用
No.2230-3 - 2013/07/25 (木) 22:54:51 - おお
ふつうは培養液だけを回収するんじゃないかな。それとも少量のけいでやっているのかなぁ。あるいはELISAの系が感度が高すぎるか、対象の成分が多いので希釈が必要ということでしょうか。

予備的にどの様な環境で保存中の2次的な変化が避けれるかなど探っておいた方がいいかとおもいますが、凍結するのは第一選択しかとおもいますが。

(無題) 削除/引用
No.2230-2 - 2013/07/25 (木) 17:29:56 - ~
1回の凍結・再融解で測定値に問題のない成分であることが確認できれば、
すべて-80℃(-20℃でも可?)で凍結し、同時に溶かして測定するのがいいでしょう。
凍結中の分解速度が問われることはあまりないと思います。


>FACS-Bufferで回収しspin downしたリンパ球をFACSに上清を4℃保存する
これは、どういう操作をしているのでしょうか?

培養中の細胞懸濁液の上からbufferを加えているのであれば濃度が薄まります。それでも測定範囲から外れないのでしたらいいのですが。
細胞懸濁液をそのまま回収して遠心し、上清を回収した後でbufferで洗う方が、濃いサンプルが得られるでしょう。

また、4℃で保存するのであれば、測定対象の安定性を調べておきましょう。
測定値の差がサンプル間の差なのか、サンプリング後の経過時間の差なのかは、実験結果の解釈に大きな影響を与えます。

ELISA用の検体保存について 削除/引用
No.2230-1 - 2013/07/25 (木) 17:07:40 - toshitoshi
いつも先生方にはお世話になり有難うございます。

初心者です。マウスのリンパ球を培養しリンパ球をFACS解析し、
上清のサイトカインをELISAで測定する予定です。

ELISAに関しては複数回のものをまとめて解析する予定です。
どのように保存するのが適切でしょうか。

いつも、FACS-Buffer(PBS, sodium azide, BSA入り)で共洗いを行っていますので、FACS-Bufferで回収しspin downしたリンパ球をFACSに上清を4℃保存する予定ですが、問題ないでしょうか。
 
御指導をお願いします。

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