疾患iPSですか。聞いた所によると、日本では今は猫も杓子も何らかの形でiPSに結びつけようとしてるらしいですね。
自分の研究分野では患者の細胞からiPSを作ったところで殆ど意味がないという気がしますが、それでもそういう方向に進むとか。
そうした方が採択・予算が付きやすいとかそういう事情もあるのでしょうが、科学・研究をよくわかってない人達が財布の紐を握った結果、という気がしないでもないです。
部位特異的なゲノムの改変は確かに実験室レベルでは大変興味深い話題ですが、臨床では難しそうですね。受精卵で使えれば、例えば、Poly-Qによるハンチントン病を始めとする神経変性疾患に応用できそうですが、off-targetの問題と受精卵を弄る倫理的な問題が大きいでしょうね。 |
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