<注意>下記の手抜き法は、クローニングが成功しない場合には真っ先に疑う点であることを忘れないでください。
AmpとKnを汎用しますが、液体培地、寒天培地とも作り置きしていますね。
Ampの方が効果が弱くなるのが早いので100ug/ml添加しています。4℃保存で2ヶ月くらいは問題ないですね。Knは3ヶ月くらいは持ちます。ただしこれも使用頻度や保冷庫の開け閉めの頻度による温度上昇等が影響しそうなので、下段の奥の方に入れるようにしています。Ampの場合、(お薦めしませんが)抗生剤をつぎ足したりもします。
寒天培地は大抵500mlボトルで数本作りオートクレーブ後室温保存。使用時に電子レンジで溶解して10秒ほどなんとか触れるほど冷めたら抗生剤を添加し25mlピペットで20mlずつdishに分注。
クリーンベンチでair flowなしで1~2晩ほど放置して余分な水分を飛ばしたあと、dishが入っていたビニール袋に戻して、余った袋部分をテープで蓋をして、逆さまにして4℃保存。
逆さまにする理由は、水滴がでてきた場合に蓋にたまるようにです。使用時振り捨てています。
多量に使わない抗生剤は、ただのLB寒天培地に、滅菌LBやDDWを100-200uLを垂らしておいて規定量の半量の校正剤(12.5ml相当)を塗り広げ、2-4時間たってから使用しています。一晩おくときは規定量が良いです。Ampならさほど問題ないですが、規定量の半量使うジャンクなやり方は、tet、cmや、特にコピー数の少ないplasmidで失敗する可能性も高いのでご注意ください。 |
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