>ML法で系統解析をしたことは分かっているのですが、そこからどのようにして樹形を決定したのかがわかりません。
ML法は、塩基置換が生じる確率をあらかじめユーザーが与えておいてから、最も高い確率で(最も尤もらしい。尤度などとも)表現される系統樹を描きだす方法です。なので、おおよそ次のような手順で系統樹を決定します。
1、塩基サイト(アミノ酸サイト)の祖先の位置をそろえる(ClustalW)
2、塩基置換(アミノ酸置換)の生じやすさについて(塩基置換の確率)、最適なモデルを選択する(PlotTestによって、WAGモデルが最適と判断された)。
3、ML法によって、尤度検定を行う(PhyML3.0)。
4、系統樹を描く(MEGA4.0を使って、最も尤もらしいと、3で判断された系統樹を、図示する)。
例えばの話ですが、上みたいな流れじゃないでしょうかね。 |
|