いつもここで勉強させて頂いています。
現在、マウス骨髄細胞を大量に培養する実験を計画しています。
培養時にサイトカイン(IL3,IL6,SCF)が必要なのですが、精製されたサイトカインを購入して使用すると莫大な金額が必要になるため、サイトカインを産生する細胞株を作製しようと考えています。
参考にしている論文では、293T細胞にマウスIL3,IL6,SCFのcDNAを挿入したvectorを一過性に遺伝子導入し、その培養液を10%加えた培養液を骨髄細胞の培養に使用したと記載されています。この文献と同様にcDNAをクローニングし293T細胞にサイトカインを発現させようと計画しています。
しかし、さまざまな試薬会社で売られているサイトカインは全長のcDNAを大腸菌もしくは細胞株にrecombinant のDNAを遺伝子導入し作製していると記載しています。
全長のcDNAでも、サイトカインは産生されると思うのですが、recombinant DNAを用いるのは何か理由があるのでしょうか?
同じような実験を行った人がいれば、教えて頂けないでしょうか。 |
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