Bio Technical フォーラム

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No.2068-TOPIC - 2013/06/05 (水) 20:52:44 - 午後頃
お世話になっています。

ふとした疑問が浮かびまして、現在ある薬剤を細胞に添加する実験におきまして、薬剤をメディウムに溶解後、Merck MilliporeのMillex Sterile Filter Unitの0.45μmに通して用いいているのですが、メディウム中の物質や、溶解している薬剤はこの径のものでは通れていると考えて大丈夫でしょうか。また、通れないものの判別などは、分子量などから推測することが可能でしょうか?

よくわからない質問かもしれませんが 、ご教授よろしくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.2068-14 - 2013/06/07 (金) 09:01:33 - ~
おおさんの1個めはポアサイズの妥当性検討でいいんですかね。

・塩の形の試薬を入れることによるpHの変動
 (G418塩酸塩を入れると、フェノールレッドが黄色になってしまいます)
・試薬を濃い濃度で入れることによる浸透圧の変動
あたりも気を付けることはありますね。

(無題) 削除/引用
No.2068-13 - 2013/06/07 (金) 03:20:26 - 通りすがり
>「もう二つばかり考えないといけないこと」
私は薬剤の溶液中安定性かと思っていました。

(無題) 削除/引用
No.2068-12 - 2013/06/07 (金) 00:19:50 - xyz
BSAの吸着率ならミリポアのHPに出てる。
実際に吸着しやすいタンパクってのはあるから、アミノ酸配列だけで吸着率が予測できるとは思えない。ただし、必須アミノ酸が吸着しやすいとは聞いたことがないから大丈夫だと思うよ。

薬剤の性質によっては、フィルター成分が溶出して、細胞の増殖に影響を与えることも考えられる。これがおおさんの言う「もう二つばかり考えないといけないこと」の2つ目かな?

(無題) 削除/引用
No.2068-9 - 2013/06/06 (木) 22:17:30 - qq
>0.1umか0.2umのフィルターをかけて滅菌してるはずなので、アミノ酸とか培地成分は問題ないはず。
培地作成のレシピはそもそも、「指定の濃度の成分をよく混ぜて、ろ過滅菌しろ」だから、「問題ないはず」とは限らない。ま、きっと問題ないだろうけどね。

(無題) 削除/引用
No.2068-8 - 2013/06/06 (木) 12:28:27 - ふぃるたー
そもそも売ってる液体培地って0.1umか0.2umのフィルターをかけて滅菌してるはずなので、アミノ酸とか培地成分は問題ないはず。
ただ、血清が入ってるなら0.45umでも詰まりそうだし、吸着してロスしそう。
あと吸着の割合はフィルターの素材にもよる。

薬剤は水溶性なら培地中でも孔を通れるだろうけど、どちらかというと吸着を心配した方がいいと思う。

よくやる方法として、濃いめのストックを水かPBSかバッファーかエタノールかDMSOでつくって、vehicleコントロールをおくのがいいんじゃないでしょうか。
経験上ですが薬剤が少量で瓶に入って売っているものなら、クリーンベンチの中で滅菌した溶媒に溶かせばフィルターしなくてもコンタミしたことないですよ。

どうしてもロスしたかどうかを確認したければ、液クロでフィルター前後の濃度測定するべきでしょうね。

(無題) 削除/引用
No.2068-7 - 2013/06/06 (木) 10:47:21 - ttt
粘性とかよりも、疎水性とか電荷の問題ですね。
例えば、PVDFの一般的なpore sizeは0.2-0.45umでタンパク分子よりも遥かに大きいのにWestern blottingで効率よく蛋白を吸着して機能するのは疎水性によるものですよね。だから、GPI係留蛋白なんかは非常に効率よく吸着されます。タンパクだったら構造とかによっても吸着の度合いが違うと思います。
いずれにしても、コントロールを立てて実際にやってみるしか無いと思います。

それなら 削除/引用
No.2068-6 - 2013/06/06 (木) 10:43:45 - ふとし
薬剤を添加していない培地もフィルターを通してみたらいいんでないでしょうか?

filterationについて 削除/引用
No.2068-5 - 2013/06/06 (木) 10:25:45 - 午後頃
~様

ありがとうございます。最も疑問点に対して、的を得られた回答をしていただけました。
薬剤自体、細胞の増殖に影響のあるものでして、培地に添加後濃度依存的に細胞数が違っていることは、filterの有無に関わらず確認できているのですが、その結果が実際に薬剤によるものなのか、培地の必須アミノ酸などがトラップされているのか少し疑問になったもので質問させていただきました。

薬剤の物性とは、例えば温度依存的な粘性などでしょうか?

どちらでも、再現性が取ることが重要ですね。

(無題) 削除/引用
No.2068-4 - 2013/06/06 (木) 09:26:21 - ~
疑問は培地が使い物になるかどうかではなく、物質や薬剤がフィルターを通るかどうかなのですよね。


成分によっては完全に溶解していおらず、フィルターにトラップされるものがあります。
エマルジョン状態になっていて、フィルターでトラップされるものもあります。
また、溶解はしていてもフィルターに吸着するものもあります。

そのため、何でもかんでもフィルターを通るとは言えません。


>通れないものの判別などは、分子量などから推測することが可能でしょうか?
分子量としては数百〜数千のものでもフィルターにトラップや吸着されることはあります。
そのため、分子量よりも物性について調べたほうがいいでしょう。


ただ、薬剤の効果を見るのであれば、薬剤±の培地で同じ処理をすれば、
両培地を使用した際の差異はその薬剤によるものと考えることができるでしょう。
フィルターで除かれた成分の有無が結果に影響するかどうかは別の話ですが。

(無題) 削除/引用
No.2068-3 - 2013/06/06 (木) 02:25:47 - おお
その薬剤の溶液顕微鏡で見ると薬剤の分子とかみえますか?ちなみに有機化合物のたとえばC-Cの距離はだいたい1オングストロームとおもえば、あなたの分子の大きさはどれくらいでしょうか。
分子がコンプレックスになっているとしてどんな状態でしょうか

大きさはともかくもう二つばかり考えないといけないことがあるとおもいますよ。

(無題) 削除/引用
No.2068-2 - 2013/06/06 (木) 00:48:09 - xyz
ふとした疑問っていうけど、まず自分で想像してみようよ。

細胞核の大きさは?
大腸菌の大きさは?
それらに比べて薬剤の大きさは?

filterationについて 削除/引用
No.2068-1 - 2013/06/05 (水) 20:52:44 - 午後頃
お世話になっています。

ふとした疑問が浮かびまして、現在ある薬剤を細胞に添加する実験におきまして、薬剤をメディウムに溶解後、Merck MilliporeのMillex Sterile Filter Unitの0.45μmに通して用いいているのですが、メディウム中の物質や、溶解している薬剤はこの径のものでは通れていると考えて大丈夫でしょうか。また、通れないものの判別などは、分子量などから推測することが可能でしょうか?

よくわからない質問かもしれませんが 、ご教授よろしくお願い致します。

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