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インスリンの濃度 トピック削除
No.206-TOPIC - 2012/02/25 (土) 17:53:58 - あさ
インスリンについてお聞きしたい点があり、本トピックを作らさせて頂きました。

インスリンを用いた実験を計画しており、いくつか論文を調べているのですが、通常の生理的な濃度(pMオーダー)よりもはるかに高い濃度(nMオーダー)で解析を行なっている論文を良く目にします。

この点について、
@なぜ生理的な濃度で解析を行なっていないのか?
A論文を投稿した際にレビューワーからツッコミは無いのか?
等いくつか気になります。
この分野の研究について詳しい方がいらっしゃいましたら上記の点についてお教え頂けないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.206-4 - 2012/02/25 (土) 20:40:49 - あさ
み様、qq様
ご返信ありがとうございました。

>medium中に添加する培養細胞レベルの実験なら、果たして生理的な低濃度で充分な効果が見らえるか怪しい気がしますし、また、用いているインスリンも精製品でしょうが生体内で機能しているものと比較して100%の活性があるかどうかも気になります。

確かにおっしゃるとおりかもしれません。
しかし、個人的にはインスリンの作用機序として血中から組織中へ移行することを考えると、細胞を用いた実験では血中インスリン濃度よりも低い濃度で作用が見られても良いような気がします。
もちろん、精製品中の活性状態のインスリン量と、用いる培養細胞、初代細胞のインスリン感受性によって決まるのでしょうが…。


>IGF1受容体にInsulinは1000倍程度低い親和性で結合して、作用します。
ug/ml程度で作用するインスリンの作用は、IGF1やIGF2を視野に入れて見ている可能性があります。そのような前提で論旨を進めている場合が多いのではないかと思いますよ。
特異的なリガンドでの検討を要求されることも多いと思います。

恥ずかしながら、IGFを視野に入れて見ている可能性のことは考慮して論文を見ておりませんでしたので参考になりました。
実際に自分で実験を行う際には用いるインスリン濃度の予備検討は必須ですし、予備検討の結果、効きそうな濃度のうち、一番低い濃度で実験を行なったほうがいいのでしょうね。

(無題) 削除/引用
No.206-3 - 2012/02/25 (土) 19:34:43 - qq
IGF1受容体にInsulinは1000倍程度低い親和性で結合して、作用します。
ug/ml程度で作用するインスリンの作用は、IGF1やIGF2を視野に入れて見ている可能性があります。そのような前提で論旨を進めている場合が多いのではないかと思いますよ。
特異的なリガンドでの検討を要求されることも多いと思います。

(無題) 削除/引用
No.206-2 - 2012/02/25 (土) 18:45:46 - み
あなたが仰る高濃度とは培養細胞で実験されている濃度が高いという意味じゃないですか?

マウスなどin vivoの実験でも高濃度で使用しているのでしょうか?
もしそうなら低血糖で死ぬと思いますが。

medium中に添加する培養細胞レベルの実験なら、果たして生理的な低濃度で充分な効果が見らえるか怪しい気がしますし、また、用いているインスリンも精製品でしょうが生体内で機能しているものと比較して100%の活性があるかどうかも気になります。

また、インスリンは限定分解されて活性化状態になるでしょうが、精製品はどの状態なのでしょうね。

濃度よりユニット数で考えた方が良いのかもしれませんが。

答えになっていないけど以上のことが気になった。

インスリンの濃度 削除/引用
No.206-1 - 2012/02/25 (土) 17:53:58 - あさ
インスリンについてお聞きしたい点があり、本トピックを作らさせて頂きました。

インスリンを用いた実験を計画しており、いくつか論文を調べているのですが、通常の生理的な濃度(pMオーダー)よりもはるかに高い濃度(nMオーダー)で解析を行なっている論文を良く目にします。

この点について、
@なぜ生理的な濃度で解析を行なっていないのか?
A論文を投稿した際にレビューワーからツッコミは無いのか?
等いくつか気になります。
この分野の研究について詳しい方がいらっしゃいましたら上記の点についてお教え頂けないでしょうか?
宜しくお願いいたします。

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