合成というのは結構経験がものを言うようで、もし、同じ大学とか化学の教室で興味を持ってくれるところがあったら、そういうとことコラボするのが良いのではないでしょうか?
わたしも自分の論文で新規の蛍光物質を使ったものがありますが、それは系列の蛍光物質を作ってるラボに依頼して作ったものでした。論文には共著者としてそのラボの人達の名前がありますが、パッと見はうちのラボで作ったように見えるかもしれません。が、わたしは合成には一切タッチしていません。その蛍光物質の作成法は最初に報告したラボが公開してあったのでその通りに最初はやったらしいのですが、熟練した人がやってもかなり苦労したようで、見た目ほど簡単ではないようです。水銀や反応性の高い危険な薬剤を使う場合にそれなりの設備や廃液処理も必要とされるし、少なくとも有機化学合成に習熟した人に相談しながらするのが良いかと思われます。 |
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