皆様のご意見を頂きたいです。
acti-stainやAlexa Fluor® ファロイジンでは、in vitroでの培養細胞を固定してF−アクチンを染色する際によく使われており、実際に私も使用しております。
今回私は、パラフィン包埋させた組織切片(ヒト、マウス、ラット、3次元培養線維芽(これは組織とはいいませんが))で、acti-stain 488 phalloidinをデータシートの組織培養用のプロトコルを少し変えて
行いましたが、全く光りませんでした。会議録などではパラフィン切片でファロイジンでF−アクチンを染めたという記述を見かけるので、何かプロトコル上にミスがあるのか、そもそもパラフィン切片ではファロイジンのFアクチンの結合能が低下するのかが、分かりません。
プロトコルは以下になります。
脱パラフィン処理(キシレン、エタノール)後にPBSで洗浄後、100nMのファロイジンにPBSで調節して組織切片に1時間載せた後にPBSで洗浄し、DAPI入り封入剤にて封入してます(遮光環境にて)。その後、4℃で保存し、24時間以内に蛍光を確認。
皆様のご意見頂けたら幸いです。
宜しくお願いいたします。 |
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