るしふぇらーぜあっせい単独であれば10倍、少なくとも5倍活性化がないと説得力がないとよくいわれます。ただし2倍程度でも、その転写因子がその配列に結合したり、ゲルシフトで活性化とパラレルな動きが見られたり、じっさいその転写産物が上がるような刺激でるしふぇらーぜの挙動がいっちしたりとか、Chip assayで結合が確認されたりとかするなら説得力がでてきます。
質問者さまのばあいは潰して活性化がしにくくなるわけですから、そう言うすべての場所が転写活性化に何らかの関与をしているというふうに捕らえていいと思います(もちろん実験的なアーティファクと完全に否定できるわけではありませんが)。
同じ転写因子のコンセンサスが複数あって一つつぶすと何割か減り2つつぶすと完全になくなるとかいう場合もあります。
まずはいろいろな場所で減ったりかもしれませんが、メジャーなコントリビューションをしているのはどこか、お考えになっている生物学的な現象でどの転写因子が動いているかのうせいがあるのか、動いていればおもしろいかとか、コンセンサスが複数ある転写因子がコントリビューションが大きい場合があるのでそれがきいている可能性がないかなどで見ていけばいいかと思います。
四、五倍でラインをひいたなら、20倍活性化しているのを基準におくとベースから四、五倍活性化していても最も活性化している状態から4、5分の一でぎりぎりのラインですよね。 |
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