問題点を切り分けるしかないのでは?
(1)Prestained markerは正常にきれいに、泳動・転写されるか。
正常なら、それ以降のblocking,検出に異常があると推測されます。
通常のマーカーでも良いと思います。膜上のタンパクの染色法はいろいろあります。
(2)たとえば、Invitrogen社のMagicMark XP サイズマーカーは、HRP標識(2次)抗体が直接結合しますので、これを使えば、1次抗体以外(blockingや洗浄液、2次抗体、検出液)に問題がないか判断できると思います。
また、blocking剤のロットが運悪く酷いものに当たったとき(溶け方が違うなと思った)や、洗浄液・希釈液等に使っていた(10x)PBSの作製ミス、PBS-Tにカビ?が生えていた等で、ウェスタンブロットが汚くなった経験はあります。もっとも、これらが主原因ではない可能性もあります。 |
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