いつも大変お世話になっております。
IPで内因性タンパクの相互作用を見ようと思っていますが、なかなかうまくいきません。細胞質と核内両方に存在するタンパクと、核内に主に存在するタンパクの相互作用なので、50 mM Tris-HCl, pH 7.2, 250 mM NaCl, 0.1% NP-40, 2 mM EDTA, 10% glycerolのバッファーで細胞融解後に、10秒ほどSonicationをしています(メモリは10段階の8程度)。核内のタンパクも抽出したいのですが、あまり強烈なバッファーを使うと相互作用自体が壊れてしまうのを懸念し、0.1%NP-40にSonicationという組み合わせにしたのですが、Sonication自体も相互作用を壊してしまうことがあるため、さじ加減をどのようにしたらよいか迷っています。タンパクの発現量自体は極めて少ないです。特に核内にある方は、このやり方でとったTotal Cell Lysateを60ug使用し、Western Blotを行い、最終的にはFemtoを使ってようやく検出しています。そもそもその程度しか発現していないタンパクの相互作用を見ること自体が困難なのでしょうか?このケースでSonicationを行うのは正しいでしょうか?また、極微量タンパク質同志のIPの際に、最大でどれくらいの大きさのプレートにまいた細胞をどのような種類のどれくらいの量のバッファーで回収して、そのLysateすべてを使って、どれくらいの量のIP抗体を使用されているのか、もしご経験のある方がいらっしゃいましたら、試すことのできる最大限のIPの方法をお教え下さい。よろしくお願い申し上げます。 |
|