個人レベル"をどのような意味で使用されているのでしょうか。
基本的にはdryの解析は複数人で並行作業をする必要はありませんので、人月、ソフト、スキルを満たせば1人で解析できるでしょう。
>シークエンサで読むことは容易ですが
96、384ウェルプレート対応のシークエンサーが数台あるレベルでは読むのが容易というには程遠いですので、容易ということは次世代シークエンサーを持っているのが前提なのでしょうか?
そうであれば、解析ソフトも付属でつけているでしょうから、そのソフトの解析可能な範囲でアセンブルはできるでしょう。
ただ、個人レベルというのが、解析用のサーバやソフトの購入も個人負担で行うという意味であれば、結構大変ではないでしょうか。
たとえば次世代シークエンサー用解析ソフトであるCLC Genomics Workbenchを非アカデミックで購入すると定価が125万円です。
De novo assembly解析用(ゲノムサイズ2Gb程度)のサーバの要求スペックが
OS:Windows7(64bit)
メモリー:98GB RAM
HDD:1TB×2(SATA)
CPU:インテル Xeon X5650プロセッサー(2,66GHz, 6コア)×2
だそうで、こちらはPC専門店であれば100万円も出せば買えると思います。
(ソフトの販売元に依頼した場合にいくら乗せてくるかは不明ですが)
両方合わせて200万円くらいで買って、シークエンスデータを入手することができ、ソフトを使いこなすことができれば、このソフトの解析可能な範囲内で解析することができるでしょう。 |
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